醜顔M男46歳 その5 |
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作者 醜M男さん | |||||
ブサ彦の作者様のような自身の趣味趣向に合う人物とのメールでのやりとりですら最後は音信不通となって断絶してします私のメンタルは基本的に人嫌いであり、ゆえにSにせよMにせよその当事者の心理を深く長く探れるすべがなかったのですが、たまさか20代終盤に数回店の中でのトークとはいえS女「環」との対話は自身が思春期以降ぼんやり感じそして違和感のあったセンスを明文化し言語化し今ではイデオロギーとして根ずく指針の大いなる要因となった経験でした。 「環」曰く自身のS性の目覚めは自身が他者から「美人(正確にいえば美少女)」だと認知され同時にその属性は多くの他者との折衝において大いに武器となり優位に立てる条件だと10代のはじめ頃気が付いたことが始まりだったと語ってます。 先述の通り鶴田なにがしという美人女優に大変似ている容姿(当時確か20代半ばで一番旬な年齢だったようで)その話は説得力をもっていました。(余談ですが自身を語りたがる奴は同時に話を「もる」くせがあると思うのですが私にとって環がどの部分で嘘とホラをふいているのかは当時も今もわかるだけの材料をもってないため以下は環が語った内容をそのまま書いていきます) 思春期になると性の目覚めが男女おこり全ての価値の序列は変わります。トロフィーワイフという言葉通りで男(=異性愛者)の究極の価値のある目論見は美人とのSEXという具合でしょう。そのため必然的美人という属性は一気に意味や価値を帯びます。 (また余談ですが、美人もブス年を重ねると同じく対象外となるのですがその点は僕自身は妄想やPLAYの場合は一切触れないという暗黙のルールがあるためご容赦ください(爆笑) また元々同姓愛者の奴は異性自体に存在意義(性的な意味での)を感じてないためこの点も無視して話を進めます) ゆえに美人という属性に最上の価値が新設され世界は変わっていきます。 男性は美人の気をひくためにあるものは学力をあるものはスポーツをあるものはお金とか物であるものはステイタスをある者はトークや面白さをと目指して研磨します。それは全て美人とSEXしたり恋愛するためです。
S女が成長しのぼせあがるに必要な栄養素がM男という間抜けな滑稽な存在である訳です。むろん環のSM観とはSMとはSだけが楽しむための暇つぶしの遊戯である。この感性に至るのは至極当然ということでしょうか。 環が語った学生時代のPLAYはスクールカーストの最下層の男女(シコメとかオタクとか腐女子とかキモメンとか)を表面上はお互いの自由意思で相思相愛のカップルとして組ませどこでも発情する滑稽なペアとして見世物や笑いものにするとかまた底辺男子同師の同性愛の強要・・・・ブサイク同士の69・・・とか私の靴下事件などクスっとしかわらえないほどの高度なイジメを楽しんでいたようです。また基本的に当時から直接的に行為をしないというSぶりにも感心させられてものでした。 恐らく同性の別の美人(しかも自身はかなわないという美人)を排するためにも同種のさまざまな企てをして自身の女王様の座を死守してきたからこそ糞のような残虐な知恵を身につけたにちがいありません。 さてこの環とのトークはとても魅力的なものでしたが毎度おなじみのストーリーのバリエーションにしかすぎずまたいかんせん私との直接的なPLAYなど全く可能性が皆無だったため5回ぐらいの接見で終わりました。 また当時からそして今現在もなのですが何事も例外なくコスト(費用対効果)が大事でありいわゆる「割にあわないメリット」しか感じなくなった場合一気に熱が冷めてしまうという癖もあり彼女のご高説の拝聴はその程度の回数でしたが様々なエピソードはまた別の機会にお話できればと思っています。 33歳の10月にテレクラの対話をきかっけに最低辺のカップルと縁ができる経緯を語る前に自身の当時の環境と心情を回想していきます。 倉庫係をやっていた会社が倒産したのが2000年でした。 30歳でコミュニケーション能力も職業能力もそしてやる気もない私は警備員や便所清掃員などのバイトをするようになり当然昼夜逆転の生活が始まります。ゆえに唯一の楽しみはネットでした。 チャットやらで知合いそして写真交換以降は全く音信が途絶えるという滑稽な経験ばかりゆえにネットでの出会いならびにSEXそのものを媒介としてアプローチを避け当時ですら絶滅寸前のテレクラに出向き自身のマゾ性癖をアピールしてSっぽい女性との縁を求めていた訳です。 また相手に対してはむろん底辺労働者としての生活サイクルにマッチする相手ゆえにまともな容姿や属性を求めてはいませんでしたが・・・自身の想定以下のそして想像を超えた惨めさを体感するとは考えていませんでしたしむろんその根底にはまだ33歳にして現実事実を素直に受け入れて自身の身の丈を承服できなかった自惚れが潜んでいた訳です。
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