僕は高校生の頃、女子に虐められていました。僕は恥ずかしがり屋で学校にい る時、ほとんどおしゃべりをしませんでした。その他にも授業中に先生に指名さ れた時、答えがわかっていても恥ずかしくて声を出せずに黙っていました。いつ も、おどおどしていました。
夏休み前の成績発表の日でした。僕は赤点がなかったので安心しました。しか
し、その安心も束の間、これから夏休みをゆっくり過ごせると思ったのですが、
大間違えでした。その日から僕への虐めが始まったのです。
放課後、僕が帰ろうと思った時、後ろの席のアイという女子に、
アイ「ちょっと、こっちに来てもらっていい？アンタに会いたいって言っている
人がいるの。」
と言われ体育館に連れて行かれました。そして、
アイ「ミナ、彼を連れて来たわよ。」
と言われ体育館の倉庫に連れて来られました。僕は、心の中で（どうしてこんな
所に？）と思いながら入りました。そこには、違うクラスのミナという女子が待
っていました。そして、
ミナ「アイから話を聞いてるよ〜。アンタは授業中、何も答えないんだってね〜 。それに、成績もあんまり良くないのに、ど〜して赤点じゃないの〜？ずるいわ ね〜。」
アイ「そうよね。私なんて、数学と科学が赤点だったのに。」
と言っていました。僕はその時、言葉に出さず（だって僕は、欠席しないし、宿
題もちゃんと出してるから、成績があまり良くなくても大目に見てくれて赤点を
出さなかったんだと思う。でも、アイさんは、授業をうける態度良くないし、成
績も良くないじゃん。それだと、赤点になってもおかしくない。）と思っていま
した。声に出すと、何をされるか分からないので、言えませんでした。
アイさんとミナさんは有無を言わせず、２人がかりで僕の服を剥ぎ取りました。 そして、僕は下着だけの状態にされてしまいました。倉庫の中は日が当たらなく て薄暗く、冷たい風がはいってくるので（服を着てないと寒い。夏なのにこんな に寒いなんて…。）と思っていました。脱がされた後、マットの上に乗せられて 、縄跳びの縄で縛り付けられました。そして片手で首を絞められました。
ミナ「アンタ、本当にむかつくわね〜。アンタみたいな人は苦しめないと気がす
まないわ〜。」
と言いながら、少しずつ力をこめてきました。
僕「うっ…苦しい…。」（…縛り付けられて身動きがとれない…。こ、この状態 だと抵抗することができない。……ど、どうしよう…。）
ミナ「あら〜、アンタの声、初めてきいたわ〜。しゃべれるじゃないの〜。」
アイ「アンタ、意外といい声で苦しむのね。うふふ、可愛いわ。」
僕「うっ…くっ…」（ど、どうして僕が…こんな事をされるハメに……）
しばらく２人は僕が落ちないように絞めたり、ゆるめたりを繰り返して苦しめ続
けました。
ミナ「片手絞めもあきてきたわね〜。ど〜しよ〜かな〜。」
アイ「この紐で首を縛ったらどう？」
ミナ「それは、いいアイディアね〜。」
僕「や、やめ…ぐっ…」（苦しい、紐が首にくいこんで痛い…。）
それから僕はミナさんとアイさんに首を絞め続けられました。そしてかなり長い
時間が経ってから、こう言われました。
ミナ「アンタ長い時間、がんばったわね〜。そろそろ休憩させてあげようか〜？
でもまだ責めるのをやめたわけじゃないから〜、助かったとは思わないでね〜？
」
僕「はぁー…はぁー…」（そんな…、まだ続くなんて、はぁ…だ、誰か…助けて …）
休憩中、僕は少しでも長く休めるように願っていました。しばらくして２人がこ
んな事を言いだしました。
アイ「ねえミナ、私おもったんだけど…ひそひそ」
ミナ「い〜わね〜。それ〜。」
そう言うと、ビニール袋のような物を取り出しました。そしてそれを頭にかぶせ
て、そのまま首を絞めてきました。僕は、（もう少し…休ませて。）と思ってい
ましたが、その願いもむなしく、責めが再開されてしまいました。
アイ「今からアンタが苦しんでいるところを、ムービー撮影してあげるわ。うふ
ふ。」
僕「う…、はぁー、はぁー、うっ…」（も、もう嫌…こんな事するのは…、やめ て…。本当に苦しい…。）
この日、僕は初めて虐めにあいました。 そして、この日から、とても苦しく大変な生活をおくるハメになってしまいまし
た。
−終わり− |
